【フィギュア】イタリア大会SPで鍵山優真は出遅れ7位 友野一希は6位

SPで7位の鍵山優真(ロイター)

フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦、イタリア大会(5日、トリノ)が開幕し、男子ショートプログラム(SP)で昨季の世界選手権で2位になった鍵山優真(18=オリエンタルバイオ・星槎)は80・53点の7位と出遅れた。

出だしの4回転サルコーで着氷が乱れると、その後、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に成功するも4回転トーループをミスした。鍵山は「(4回転)サルコーのミスから頭がパニックになってしまって、どうしたらいいんだろうって、対処できなかった。ノーミスを目指していたので悔しい」と振り返った。

友野一希(セントラルスポーツ)は83・91点で6位。序盤の4回転サルコーをこらえながらも着氷したものの、ステップやスピンで得点を伸ばせなかった。首位は金博洋(中国)で97・89点。男子フリーは6日(日本時間7日)に行われる。

© 株式会社東京スポーツ新聞社