【PLプレビュー】白熱の“マンチェスター・ダービー”開幕!今季はC・ロナウドが違いを作る⁉︎

 “うるさい隣人”と揶揄した時代は懐かしく、今となっては水色のチームが勝利オッズで上回る“マンチェスター・ダービー”。しかし、今シーズンのマンチェスター・ユナイテッドは大型補強に加え栄光を知るクリスティアーノ・ロナウドが帰還した。赤い悪魔が盟主復権を目指すなら、ダービー勝利は必須項目だ。

マンUがダービー前に不安要素…ヴァランヌがハムストリング負傷で1ヶ月離脱に

欠場者情報
マンチェスター・ユナイテッド
・ラファエル・ヴァランヌは、深刻なハムストリング負傷で4〜5週間の離脱に。ヴィクトル・リンデロフはフィットネスに問題を抱え、ダービー出場は微妙だ。
・リバプール戦で一発退場となったポール・ポグバは、3試合の出場停止となり今回が2戦目。

マンチェスター・シティ
・エメリック・ラポルトは前節クリスタル・パレス戦で一発退場となり、ダービーは出場停止に。
・ミッドウィークに行われたUEFAチャンピオンズリーグでカイル・ウォーカーが負傷。フェラン・トーレスも膝に痛みを抱え欠場が濃厚だ。

マッチプレビュー
マンチェスター・ユナイテッド
・マンUはリーグ戦のダービーで直近4戦無敗(3勝1分)。2008年から2011年に続いた6戦負けなし以来の好成績となっている。
・公式戦ホームここ13試合で必ず1失点以上を喫しているマンU。ここまで続いたのは、1958年4月から1959年9月の21回、1954年9月から1955年2月までの14回の2回だけだ。
・オーレ・グンナー・スールシャール監督はジョゼップ・グアルディオラ監督との8回の対戦のうち4勝を記録。。ペップと5回以上対戦した監督の中では最高の勝率(50%)を誇っている。
・クリスティアーノ・ロナウドは過去5回のダービーで3ゴールを奪取。またダービーで2回以上退場になった唯一の選手だ(2006年1月、2008年11月)。

マンチェスター・シティ
・マンCはリーグ戦アウェイのダービーで7勝しており、リバプールに並びオールド・トラフォードで最も勝利しているチームだ。
・今シーズンのリーグ10試合中3戦無得点のマンCは、すでに昨シーズンのノーゴールだった試合数と同じに。ただ2016-17シーズン以降、現地時間土曜12時30分の試合でマンCが得点できなかったことは一度もない(23試合)。
・ラヒーム・スターリングはクラブ史上最もマンUと対戦している選手(23回)。しかしダービーにおいて1662分プレーし38本のシュート(枠内15本)を放っているにもかかわらず、未だ赤い悪魔に得点できていない。
・フィル・フォデンはリーグ戦アウェイ過去16試合で14得点に関与(11ゴール3アシスト)。今節ネットを揺らせば、2018年3月から5月に達成したガブリエウ・ジェズスぶりに21歳以下で3戦連続弾を決めたマンCの選手となる。

今季の“マンチェスター・ダービー”は一味違う Photo Getty Images

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