金持ちニューカッスルがバルサを救う?テアステーゲンとコウチーニョ放出で移籍金130億円超

ニューカッスルが獲得を狙うテアステーゲン(ロイター)

総資産48兆円超のお金持ちクラブ、イングランド・プレミアリーグのニューカッスルがスペイン1部バルセロナのGKマルクアンドレ・テアステーゲン(29)の獲得に乗り出すと、同国メディア「エル・ナシオナル」が報じている。

同メディアは「ニューカッスルは、余裕がある以上の資金を持っている。そして唯一の懸念は彼らが今シーズンのプレミアリーグからの降格(降格圏の19位)を避けることができるかどうかだ」とし「その目標のための一人がGKのテアステーゲンだ。クラブが最も改善したいポジションで彼を最高の選手とみている」と伝えている。

移籍金は5500万ユーロ(約72億円)と見込まれているが、ニューカッスル側にはまったく問題ない。資金難のバルセロナとしても高額な資金が手に入る〝商談〟を断ることができないという。また、すでに報じられているようにニューカッスルはバルセロナのMFフェリペ・コウチーニョにも興味を示し、クラブ側に契約状況を確認したと各メディアで報じられている。

バルセロナは1億3500万ユーロ(約176億9000万円)でコウチーニョを獲得したものの、思うような活躍を見せられていないことから市場価値は買値の半分以下となる5000万ユーロ(約65億5000万円)に届かないとみられる。それでも2人の移籍が実現すれば、1億ユーロ(約131億円)の収入となる。

ニューカッスルは3年間で7億ユーロ(約917億円)の資金をチームに投入すると伝えられているが、資金難で苦境に立たされているバルセロナを救うことになるのかもしれない。

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