ABBA、40年ぶりのアルバム『Voyage』欧米メディアでのレビューを紹介

2021年11月5日に発売されたABBAの40年ぶりの再結成アルバム『Voyage / ヴォヤージ』について、欧米メディアでのレビューをご紹介。

<ミュージック・ビデオ:ABBA/アバ復活!約40年ぶりの新曲>

Rolling Stone:ロブ・シェフィールド

「このアルバムは、他に類を見ない歴史的な出来事となるだろう。1970年代の名作に匹敵する上質なABBAだ。北欧の神々がラジオを支配していた時代を思い起こさせ、70年代の最もホットなトレンドである失恋とスパンコールをあしらったパンツスーツの2つを組み合わせている」

「彼らスウェーデン人たちが音楽業界に戻ってきたことは驚きだ。しかし、それ以上に、彼らが音楽的な活力に満ちて戻ってきたことに驚きを感じている。“Waterloo”から何年経っても、ABBAは降参することはしないのだ」

The Independent:ヘレン・ブラウン

「“Voyage”は、彼らは過去のトラウマと勝利を見事なまでに正直に表現している。このアルバムは、ABBAの伝統的な味をすべて提供する、素晴らしく、家族向けのバイキング料理のようなものだ」

The Times:エド・ポットン

「澄んだ目の感情、突拍子もない音楽性、流行への全くの無関心が融合した、安心感があるアルバムだ…ベニー・アンダーソンのメロディの力強さとビョルン・ウルヴァースのエキセントリックな歌詞の洞察力に引き込まれる」

Classic Pop:イアン・ウェイド

「ABBAは常に独自の路線を歩んできた。時折、ディスコの影響を受けているかもしれないが、最終的には彼ら自身であることが重要である。彼らの功績は、外部からの影響を受けない強みであり、世界が彼らに追いつくかどうかは彼ら次第だった。そして彼らはそうしたのだ」

Pitchfork:ベン・カーデュー

「40年ぶりのニューアルバムを携えて戻ってきたスウェーデンのポップス界の巨人は、ノスタルジーの魅力と現代の引力のバランスをとるという一見不可能なことに挑戦している。驚くべきことに、彼らはそれを成し遂げている」

Written By Paul Sexton

__

ABBA『Voyage』

**ABBA『Voyage』
**2021年11月5日発売

© ユニバーサル ミュージック合同会社