スペインでFW武磊のユニホームが超高額落札も中国では冷ややか「セールスストライカー」

エスパニョール所属の中国代表・武磊(ロイター)

スペイン1部エスパニョールの中国代表FW武磊(ウー・レイ)のユニホームが超高額落札で話題を呼んだが、中国では「セールスストライカー」と嘲笑されてしまっている。

スペイン紙「アス」は、噴火の被害が長期化しているラパルマ島を支援するためのチャリティーオークションを開催。「武がFWカリム・ベンゼマ(レアル・マドリード)とともに最も人気のあるスターだった」と報じた。

武は3種類のユニホームを出品して合計4450万ユーロ(約59万円)の落札額を記録。出品数が違うため単純比較はできないが、ベンゼマの4200ユーロ(約55万円)など名だたるスターたちに匹敵し、売り上げの合計としては最高額をマークした。

ただ今季の武はリーグ戦9試合に出場していまだ無得点。不振に批判が高まっており、中国メディア「新浪体育」のコメント欄には中国サッカーファンから「セールスストライカーだ」と嘲笑する言葉も投稿された。

中国で絶大な人気を誇る一方で、クラブや代表で低迷するだけに反感も買っているようだ。

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