新型コロナウイルス感染症の影響で落ち込んだ市内経済活性化を目的に神奈川県厚木市は、中小企業交付金やプレミアム付き商品券など4種の対策を実施すると発表した。総事業費は5億1083万円。
「あつぎ中小企業応援交付金」は第5弾。8月か9月の売り上げが前年同月比15％以上減った市内中小企業に上限10万円を支給する。顧客の呼び戻し、アルバイト雇用、広告宣伝費などに活用してもらう。対象事業所数は約2500カ所。
「あつぎ飲食店応援電子商品券」は、市内飲食店で使える5千円分の電子商品券を3千円で販売する。7万セットを発行し、1人5セットまで購入できる。12月1～10日に申し込みを受け付け、使用期間は同月20日～来年2月。応募多数の場合は抽選。
「商店街等プレミアム商品券支援事業費補助金」は、市内商店会が発行する商品券の上乗せ分と印刷費の一部を補助する。市内5商店会を対象に想定。
「観光復興支援事業交付金」は、市内観光協会会員の施設で宿泊した観光客に、協会店舗で使えるクーポン券を配布する。旅館は宿泊者1人に1枚（千円分）、ホテルでは観光客中心の金・土曜、祝前日の宿泊者に1人1枚配布する。実施期間は12月～来年3月。5万枚用意し、なくなり次第終了。
