バスケットB3 長崎ヴェルカ10連勝 埼玉に90-78

 バスケットボール男子のBリーグ3部(B3)第5節第3日は6日、埼玉県深谷市の深谷ビッグタートルなどで6試合が行われ、長崎ヴェルカは埼玉を90-78で下して、開幕からの連勝を10に伸ばした。今節1戦目の岩手は延長の末、横浜EXに76-75で辛勝して開幕9連勝。ここまで全勝はヴェルカ、岩手、A千葉の3チームで、ヴェルカは得失点差で首位を維持している。
 ヴェルカは35-36の第2クオーター8分、ガード狩俣の3点シュートで逆転すると、直後にオールコートプレスディフェンスを仕掛けて、一気に試合の主導権を握った。埼玉のミスを逃さず、フォワードのギブスの速攻などで11点連取。49-36と突き放すと、第3クオーターもセンターのカーターらが4本の3点シュートを決めて20点差をつけた。
 最終クオーターは追い上げを許して、8分に10点差まで迫られたが、9分にフォワードのボンズのアリウープパスからカーターが直接ダンクシュート。残り1分30秒からは再び先発メンバーに戻して、埼玉の反撃を封じた。
 最終日は7日、各地で5試合を実施。ヴェルカの次戦は第6節第2日の13日、佐世保市体育文化館で岡山とのホーム戦に臨む。

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