すでに中国や北米市場で販売されている日産 新型エクストレイルだが、未だ日本は3代目モデルを引き続き販売している状態だ。ユーザー、販売ディーラー共に「早く日本市場にも新型エクストレイルを販売して欲しい」との声も大きく、販売現場はかなり厳しい戦いを強いられているという。そこで今回は日産ディーラーにいまの状況を直撃してみた。
新型エクストレイルの日本発売に期待の声大
日産 新型エクストレイルは日本以外の市場では続々と投入されている状態だ。そしてインターネットなどではすでに新型モデルの概要をチェックできるために、「新型エクストレイルを早く見たい」などといった声がSNSなどでは大きく取り上げられているのだ。
そして販売の最前線である日産ディーラーにもまた新型モデルの問い合わせが殺到しているという。加えて、新型エクストレイルと兄弟車となる三菱 新型アウトランダーPHEVが日本市場で発表されたことからその声は日に日に大きくなっているのだった。
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ディーラーマンですら新型エクストレイルの発売時期知らない!? 他のモデルをオススメするケースも
都内近郊の日産ディーラーによれば「新型エクストレイルに関しては、現段階ではなんとも言えない状況。日本仕様がどんな仕上がりになるかといった情報すらお教えできない」と語る。要するにディーラーマンですら、詳しい情報を把握していないというワケだ。
現在の状況はといえば、「引き続き3代目モデルを販売しており、お客様には現行モデルをオススメ。あるいは一回り小さなキックスなど、別の車種の商談を進めるケースも目立つ」と語っている。現行モデルは2013年に登場とあって、残価設定ローンで購入してたユーザーの中には、現行モデルをまた購入している人も少なからず存在するという。だからこそ先のディーラーマンは「1日でも早く日本にも新型エクストレイルを導入して欲しい」と切迫した表情で語っていたのが印象的であった。
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新型エクストレイルの発売は2022年夏ごろか!?
ちなみに2022年夏までには日本発売となる見込みの新型エクストレイル。編集部が掴んでいる情報によれば、新型アウトランダーPHEVが全車プラグインハイブリッドとしたことからも、新型エクストレイルも全車電動化モデルとなる見込みである。そう、新型エクストレイルは全車がe-POWERモデルとなるというのだ。
価格は新型アウトランダーPHEVと同等の450万円~530万円程度となる予定であるが、今まさに買い替えを検討しているユーザーは新型エクストレイルの発売を待つのも大いにありなのだ!
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【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】