7日のセ・CSファーストステージ第2戦・巨人戦(甲子園)に「8番・右翼」として先発出場した阪神・佐藤輝明内野手(22)は2回に先制の適時二塁打をマークするなど3打数1安打1打点1四球。一定の結果を残したが2―4の敗戦、そしてCS敗退という現実から目をそむけることなく、来季へのさらなる成長を誓った。
「負けてしまったので、ただただ悔しいです」と唇をかんだ背番号8は激動のプロ1年目を「いい時も悪い時もあって本当にいろいろなことを経験させていただいた」と振り返った上で「その全てのことを今後に生かさないといけないと思う。明日から来年に向けて、自分に何が足りなかったのかをしっかり考えてやっていきたい。もっと上のレベルを目指してしっかり練習していきます」。
今季は126試合に出場し、打率2割3分8厘、24本塁打、64打点。酸いも甘いも存分に味わった1年だった。今、この瞬間から来季への戦いは始まっている。