女子プロレス「スターダム」の葉月(24)が、電撃加入した正規軍「STARS」に変革をもたらす存在になりそうだ。
同期のコグマと組んで出場中のタッグリーグ戦「ゴッデス・オブ・スターダム」レッドゴッデス公式戦(7日、静岡・ふじさんめっせ)ではウナギ・サヤカ、桜井まい組に勝利。首位のひめか&なつぽいとは1点差の勝ち点5とし、優勝戦線に踏みとどまった。
残るは「東スポ大好き!」(鹿島沙希&フキゲンです★)との最終公式戦(14日、東京・後楽園ホール)だけとなり、葉月は「私もコグマもブランクがある中で復帰した以上、必ず結果を残さないといけない」と逆転Vを誓った。
気持ちを新たにする出来事もあった。10月のスターダム復帰後はユニット無所属だったが、4日後楽園大会でコグマに誘われる形で岩谷麻優率いる「STARS」に加入。引退前は極悪軍団「大江戸隊」でラフファイトを繰り広げていただけに一度は戸惑ったが、ファンの前向きな反応もあり決断したという。
だが「郷に入っては郷に従う」とはあえて真逆のスタンスを貫く。「STARSに入ったからって、すぐコスチュームやメークを変えるつもりもないし、なれ合いになるつもりもない。STARSでも、私にしかできないバチバチした戦い、殺気を出していくつもり。今までよりも」と断言した。
大江戸隊時代をほうふつとさせる黒い唇も、冷徹なファイトスタイルもそのまま。「私はキラキラよりギラギラしたい」。光り輝くユニットの劇薬となりそうだ。