NTTリミテッドが持続可能性を推進するための戦略的枠組みを定め、2040年までの排出量ネットゼロを約束

世界的なテクノロジー・リーダーが、相互につながった3つの柱を通じた持続可能な変化を推進する戦略的枠組みを策定:

  • 接続された地球:自然界の保護、回復、再生に寄与し、未来の世代のために貴重な天然資源を保全するテクノロジー・ソリューションを使います。
  • 接続された経済:信頼されたテクノロジーを使用して、組織の成功と、持続可能でより強靭なデジタルな未来への貢献を支援します。
  • 接続されたコミュニティー:NTTが事業を行うコミュニティーの多様性、包摂性、アクセス可能性をサポートし、すべての人が可能性を実現する機会を確実に得られるようにします。

ロンドン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 世界的なテクノロジーおよびビジネス・ソリューション・プロバイダーのNTTリミテッドは本日、カーボン・フットプリントを削減し、すべての人にとってより持続可能で包摂的な接続された未来を創造するための一連の取組みを発表します。NTTは、2030年までに事業全体で、2040年までにバリューチェーン全体で、排出量ネットゼロを達成することに取り組んでいきます。また、2030年までに、グローバル・データセンター部門(20カ国・地域で約60万m2の事業)に100%再生可能エネルギーで電力供給することを、緊急の優先事項として進めています。

さらに、NTTは国連のレース・トゥ・ゼロ・キャンペーンに加わったことを誇りに思います。これは、当社の「1.5℃のためのビジネス・アンビション誓約」への参加と、科学的根拠に基づく目標設定イニシアチブ(SBTi)への取組みに続くものです。これらのイニシアチブは、企業の気候行動の基準と見なされています。これらは、地球温暖化を1.5℃に抑え、気候変動の最悪の影響を回避するための野心的な目標に取り組んでいる企業をサポートすることを目指しています。

NTTリミテッドのグローバル最高経営責任者のアビジット・ドゥベイは、次のように述べています。「世界最大のテクノロジー企業の1つとして、当社には世界をより持続可能な場所にする義務があります。従業員、顧客、パートナーは、企業がこれまで以上に目的主導になることを要求しています。これは私たちNTTの伝統の中核であり、排出量ネットゼロと、さらに広範な戦略的持続可能性目標を達成するという誓約を発表できることを非常に誇りに思っています。これは当社にとって重要な一歩であり、NTTはテクノロジーを使用して、世界がより持続可能になるだけでなく、将来にわたって接続された場所となるようにサポートしていきます。当社はこれらの目標を達成するために、テクノロジー、人材、プログラムへの投資を続けていきます。」

NTTの戦略的枠組みは、相互につながった3つの柱を通じた持続可能で変革的な変化の加速に焦点を合わせています。

  • 接続された地球:
    • 2025年までに、より好ましい未来を支えるべく、事業を行うすべての大陸で生物多様性および生態系の保護と再生に焦点を当てたテクノロジー・ソリューションの規模を拡大するために、新しいパートナーシップを築き、既存のパートナーシップを拡大します。
    • 2026年までに、事業、サプライチェーン、顧客ソリューションにわたってパートナーとして協力し、循環経済と再生設計の原則を組み込みます。
    • 2025年までに、国連SDGsと国連生態系回復の10年をサポートするために、従業員の50%を自分の地域社会の保全および再生イニシアチブに参加させます。
  • 接続された経済:
    • 2026年までに、スマート・ソリューションのポートフォリオを拡大して、顧客とパートナーが2億トンの温室効果ガス(GHG)排出量を削減するサポートをします。
    • アイデアを育み、気候テクノロジーと持続可能なソリューションの影響を拡大するとともに、国連SDGsをサポートするために、持続可能性イノベーション基金、審査委員会、メンターシップ・プログラムを設立します。
  • 接続されたコミュニティー:
    • 従業員の50%以上が、ジェンダー、人種、性的指向、社会経済的背景、障害の多様性カテゴリーの1つ以上に属しているようにします。この取組みをさらに強化するために、NTTは2025年までに、女性の代表性に重点を置きながら経営幹部チームの多様性を倍増させます。
    • 2030年までに不平等を減らし、接続された未来のために不可欠な能力と機会を構築するために、世界中の恵まれない地域の若者と子ども500万人にデジタル・アクセスと教育を提供します。
    • 2025年までに、従業員が、相互につながった3つの柱を形成するイニシアチブを支援し、国連SDGsをサポートするために、100万時間のボランティア活動を提供できるようにして、力を与えます。

NTTリミテッドの最高人事・持続可能性責任者のマリリン・チャップリンは、NTTの持続可能性に向けた取組みについて、次のように述べています。「プラスの影響を生み出す最大の機会は、従業員、業務、当社の中核的ビジネス・ソリューションを通じて得られることを、私たちは理解しています。この戦略的枠組みは私たちに、社会、経済、地球全体で具体的な変化を生み出すための明確な方向性をもたらします。また、密猟を減らすためにテクノロジーを活用するConnected Conservation Foundationや、海草の保全を通じて気候変動を低減することを目指す新興企業ROBOCEANなど、既存のイニシアチブをさらにサポートする機会も提供されます。有能で多様なステークホルダーのエコシステムと協働し、世界で起こるべき変化を加速する一助となり、これらの取組みを実現することを楽しみにしています。」

世界をより持続可能な場所にするための当社の取組みの詳細については、当社のウェブサイトをご覧ください。

NTTリミテッドは、2040年までにグループおよび子会社全体での排出量ゼロ到達に取り組むNTTグループの一員です。

以上

NTTについて

NTTリミテッドは、世界的な主要テクノロジー・サービス企業です。当社は世界中の組織と協働し、インテリジェントなテクノロジー・ソリューションを通じて事業成果を達成しています。私たちにとってインテリジェントとは、データ駆動型、コネクティッド、デジタル、安全であることを意味します。当社のグローバル資産と統合されたICTスタック能力は、クラウド活用ネットワーキング、ハイブリッド・クラウド、データセンター、デジタル変革、クライアント・エクスペリエンス、職場、サイバー・セキュリティーにおける独自のサービスを提供します。世界的なICTプロバイダーとして、当社は57カ国に広がる多様で活力のある職場で4万人以上を雇用し、73カ国で取引を行い、200カ国・地域以上でサービスを提供しています。私たちは力を合わせて、接続された未来を実現します。

hello.global.nttをご覧ください。

1.5℃のためのビジネス・アンビションについて:

1.5℃のためのビジネス・アンビションは、国連グローバル・コンパクトおよびウィー・ミーン・ビジネス連合と協力して、科学的根拠に基づく目標イニシアチブが主導するキャンペーンです。国連機関、企業、業界リーダーの世界的な連合により、2019年に設立されました。

レース・トゥ・ゼロについて:

レース・トゥ・ゼロは国連が支援する世界的キャンペーンであり、2030年までに世界の排出量を半減させ、より健全で公正なゼロカーボンの世界を期限内に実現するための厳密で緊急な行動を取るべく、企業、都市、地域、金融機関、教育機関などの非国家主体を結集しています。気候行動ハイレベル・チャンピオンのナイジェル・トッピングとゴンザロ・ムニョスが率いるレース・トゥ・ゼロは、チリ大統領セバスティアン・ピニェラがUNSGの気候行動サミット2019で立ち上げた気候野心同盟に参加すべく、各国政府以外の関係者を動員しています。

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