出陣の時を待つ…。巨人の山口俊投手(34)と高橋優貴投手(24)が8日に、ジャイアンツ球場で練習を行った。
前日のCS・阪神戦(甲子園)に先発し、1回2/3、46球を投げて2失点で降板となった高橋は、この日はキャッチボールのみ実施。ブルペン投球などはせず、軽めのメニューを消化してグラウンドをあとにした。
ファーストステージの2戦では出場登録されていなかった山口は、キャッチボールを行った後にブルペン入り。左右の打席に打者を立たせて投球を行った。その後は室内練習場で打撃練習も入念に行うなど、フルメニューをこなした。
山口は10日のファイナルステージ・ヤクルト戦(神宮)で先発登板することが濃厚。CSに向けては「気持ちの面でも高ぶる。良かろうが悪かろうがやっぱり腹を決めていくしかないので。その辺はもうメンタル的には心配していないですね」と、強い決意を口にしていた。同様に、高橋もバックアップ要員として待機する可能性も浮上。万全の態勢で、いざ次なるステージへと歩を進める。