新日本プロレスの内藤哲也(39)が9日に会見を行い、「ワールドタッグリーグ」(14日、後楽園で開幕)から復帰することを発表した。
内藤は9月18日大阪大会で行われたG1クライマックス公式戦初戦でザック・セイバーJr.に敗北。同戦で左膝内側側副靭帯損傷・半月板損傷を負い、残り全戦を欠場していた。
スーツ姿で会見に現れた内藤は「俺は過去2度膝の靭帯の断裂を経験してるわけで、断裂した場合は手術が必要。そういう最悪の事態も想定して病院に行ったんですが、幸い断裂はしておらず、手術は必要ないと。痛みと腫れがだいぶ残っていて少し時間はかかってしまいましたけど、内藤哲也、11月14日、ワールドタッグリーグ開幕戦、後楽園ホール大会にて復帰します」と宣言。パートナーには今年7月にIWGPタッグ王座を獲得したSANADAを指名した。SANADAからもサムズアップの絵文字で了承の合図があったという。
「勘違いしてほしくないことは、俺は焦って復帰の時期を決めたわけではない。その辺に関してはご安心ください」と万全の状態であることを強調し、SANADAとのコンビでワールドタッグリーグを盛り上げることを予告。千両役者の制御不能男が。待望の帰還を果たす。