10月の衆院選で神奈川17区に立候補し敗れた立憲民主党の元職・神山洋介氏(46)が次期衆院選に立候補せず、政界を引退することが8日までに、分かった。
関係者によると、神山氏は5日の自身の選挙報告会で支援者らに「政治の一線から身をひき、政治活動にピリオドを打つ」などと表明したという。
神山氏はフェイスブックを6日更新し、政界引退について「自分なりの努力を続けたものの有権者の皆さまの真の信頼に足らなかったと結果を真摯に受け止め、それに必要な今後の活動の質と量を自身が行い得るかを熟慮し今回の決断に至った」と説明した。
神山氏は2009年、当時の民主党から立候補し小選挙区で初当選。14年に比例復活で再選したが、17年の前回選、今回と牧島かれんデジタル担当相(45)に小選挙区で敗れ、比例復活も果たせなかった。