リカルド「1周目のインシデントは大きな痛手。ダメージを負いダウンフォースも失った」:マクラーレン F1第18戦決勝

 2021年F1第18戦メキシコGPの決勝レースが行われ、マクラーレンのダニエル・リカルドは12位でレースを終えた。

■マクラーレンF1チーム
ダニエル・リカルド 決勝=12位
 ファーストラップでのインシデントはこれ以上ないくらいきついものだった。スタートの時点でレースがほぼ終わってしまうからね。僕はトリッキーなところにいた。僕がポジションを取ろうとしなかったら、他の誰かが取ってしまい、僕は他のマシンに抜かれるだろうと分かっていた。結局のところ、それが1周目のインシデントだったと思う。

 スタートはよかったし、最初の数100メートルは好調に見えた。4番手にいることができたと思う。そして一瞬で状況は変わってしまった。それがレースの本質だが、かなりの痛手だった。なぜならレースに耐えて何かが起きるのを願うしかないからだ。でも何も起きなかった。(バルテリ・)ボッタスから(順位を)守ることはできたが、普通防御はより上のポジションを得るためにすることだ。でも僕たちはふたりとも明らかに後退していた。マシンはダメージも負っていたし、ダウンフォースをだいぶ失っていた。少しショックだったよ。数秒間は素晴らしいものに見えたけれど、その後は素晴らしいところなどなかった。ブラジルでは盛り返すようにするよ。

スタート直後、ターン1のイン側でロックアップし止まりきれなかったリカルドがボッタスと接触した

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