ツシマヤマネコ2匹の死骸収容 交通事故か 対馬野生生物保護センター

 環境省対馬野生生物保護センターは8日、長崎県対馬市内で国天然記念物ツシマヤマネコ2匹の死骸を収容したと発表した。いずれも交通事故に遭ったとみている。
 センターによると、収容したのは1歳未満のオスとメス。メスは6日午後6時15分ごろ同市上県町佐護の国道で、オスは同日午後7時50分ごろ同市峰町三根の県道で、いずれもセンター職員が発見した。2匹とも頭部を骨折していた。
 本年度のツシマヤマネコの交通事故は5件目。秋から冬にかけてヤマネコは親離れや繁殖のシーズンを迎えるとして、センターは事故に注意を呼び掛けている。


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