【体操】引退・村上茉愛 ぶっちゃけ熱愛宣言! お相手は「健三とは全然、何もないですよ」

引退会見後に村上からの「お許し」が…(東スポWeb)

体操女子のエースとして活躍し、現役を引退した村上茉愛(25=日体クラブ)が堂々の熱愛宣言だ。8日の引退会見後に取材に応じ、人知れず東京五輪前に破局していた交際相手と〝元さや〟に戻り、順風満帆な私生活を送っていることを告白。一方、かねてネット上でうわさされてきた「金メダリスト」との交際は完全否定した。幸せいっぱいのヒロインによる、引退直後のぶっちゃけトークを余すところなくお届けする。

日体大の横浜・健志台キャンパスで行われた引退会見に、黒のパンツスーツで現れた村上は冒頭で「改めて感謝の気持ちを言葉にして伝えたいと思って、この場をつくっていただきました」と話し、3歳から始めて20年以上に及んだ体操人生を振り返った。

2017年世界選手権(カナダ)で金、今夏の東京五輪で銅、先月の世界選手権(福岡・北九州市)で有終の金――。得意の床運動で輝かしい実績の残し、華麗にはずむ姿から〝ゴムまり娘〟の異名もついた。そんな村上が引退を決断したのは「東京五輪の前」。実はちょうど同時期、村上は当時の交際相手との〝破局〟を明かしていた。

新型コロナウイルス感染拡大が深刻になり始めた20年2月。村上は腰痛の不安に加えて先行き不透明な状況でいら立ち、練習後のインタビューでも表情は曇っていた。その取材の最後に「実は私、別れたんですよ。それくらいしないと東京五輪に集中できないと思って」と衝撃の告白。さらに、その相手がネット上でうわさされている16年リオ五輪体操男子団体金メダルの白井健三氏(25)ではないことも付け加えた。

「健三とは全然、何もないですよ。ネットでいろいろ書かれていますけど…」。村上の名前を検索すると、今も関連ワードに「白井健三」「結婚」というワードが出てくる。それらを完全否定した上で「ああいうのがあるから私はSNSはやりたくなくて」と困惑しつつ「でも、健三とは小6からずっと一緒に試合に出てきた。もちろん今も仲いいですよ」と友情の絆を口にした。

あれから約1年9か月。「引退したら全て書いていいですよ!」と話していた村上に、改めて事実を確認した。会見後に「あの一件ですが…」と問いかけると「あ、破局したってヤツですよね! 実は元に戻ったんですよ」と笑顔。そして破局以降の経緯と心境の変化をこう明かした。

「あのころはホントに心が荒れていたんです。もう、プライベートに影響が出るくらい。東京五輪に向けて本当に不安で、そっち(恋愛)に気持ちがいかなかった。だから私から(別れ話を)言い出しました。でも、3か月くらい後に気持ちをしっかり整え、またやり直したんです。今はまあ、普通って感じです(笑い)」

相手については「元体操選手」とだけ明かし、結婚については「それは後々に…」と幸せそうな笑みをこぼした。

ケガでどん底を味わい、コロナ禍に襲われ、一時は体操を辞めることも考えた。その全てを包み込んでくれた、パートナーの存在のおかげではい上がり、最高のエンディングを迎えることができた。きっと第2の人生も、まばゆい「金色」に染まることだろう。

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