【聞かせて】 No.735「青木 敬介さん・山口市中心商店街の活性化に取り組むタウンマネージャー」

 2019年4月、街づくり山口のタウンマネージャーに就任し、今年で3年目。山口市中心商店街における空き店舗対策として、物件や開業支援制度の紹介、開業後のフォローなどの相談窓口を集約し、2020年8月にウェブサイトも整備。その結果、20の新店舗が、中心商店街に出店した。

 鹿児島県で3年間地方創生事業に携わった経験を生かし、にぎわい創出には「個店が主役となるイベントを開き、繁盛店作りをすることが大切」と語る。商店街で食べ歩きが楽しめる「山口まちなかバル」や、各店舗が講座教室となる「山口まちゼミ」を実施。今後の目標は、「遊休不動産の活用と、タウンマネージャーの仕事の確立」と意欲的だ。

 好きな言葉はサントリーの創業精神「やってみなはれ」。まず動くことをモットーに、日々商店街を歩く。

     

【プロフィル】1962年大阪府生まれ。関西学院大卒業後、全国チェーン飲食店グループ会社に勤務。その後大阪の繁華街「ミナミ」などで飲食店を16年間経営。2014年、母親の故郷である鹿児島県鹿屋市へ地域おこし協力隊として赴任、19年4月、山口市へ。

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