米議会にロビー活動を続けるメーガン妃に対し、エリザベス女王がついに引導を渡す時が来た…。英紙デーリー・エクスプレスは8日、「女王はメーガン・マークルの称号をはく奪せざるを得ない状況に追いやられた」とする王室評論家の見解を伝えた。
メーガン妃はサセックス公爵夫人の名のもと、米国で有給育児休暇の法制化を求め、ナンシー・ペロシ下院議長ら宛てに公開書簡を送ったり、面識もない女性上院議員らに突然電話したり、政治的な活動を展開。政治的中立を貫いてきた英皇室の伝統を破ったとして英米両国で賛否を呼んでいるのだ。
オーストラリアの王室評論家ダニエラ・エルサー氏は「女王の絶対的最優先事項は君主制の神聖さを守ること。それをないがしろにされては行動を起こさざるを得ないだろう」と指摘した。
しかも、「(同妃の)より一層明らかになった政治的野望が王室にとって差し迫った問題になっている」と前置きし、「メーガン・マークルは自分の夢をかなえるために主張し、情熱的になる。そうすることでさらなる称賛を得る。ところがサセックス公爵夫人にとって(その過程は)熟成期に過ぎない。そこがタチの悪いところ」と説明した。
エルサー氏はその具体例が先週報じられたメーガン妃の上院議員らへの直電だとし、「米政界進出を視野に入れたことをはっきりと物語っている」と言い切った。