森保ジャパン欧州組のチャーター便はロシアで足止め 12時間遅れの到着見込みで大ピンチ

吉田(左)、冨安(中)らの到着は遅れ満足な練習ができず(東スポWeb)

森保ジャパンの欧州組が搭乗するチャーター便のベトナム到着は12時間遅れの見込みとなり、練習を行えるのは試合前日のみとなりそうだ。

カタールW杯アジア最終予選のベトナム戦(11日)に向けて現地で合宿を開始している日本代表だが、欧州組のFW古橋亨梧(セルティック)、MF南野拓実(リバプール)、MF伊東純也(ゲンク)、MF鎌田大地(Eフランクフルト)、MF原口元気(ウニオンベルリン)、MF守田英正(サンタクララ)、DF冨安健洋、DF吉田麻也(サンプドリア)、DF板倉滉(シャルケ)、GK川島永嗣(ストラスブール)、MF堂安律(PSVアイントホーフェン)の11選手はオランダからチャーター便で9日午前に到着する予定だった。

しかし日本サッカー協会の広報が給油地のロシア国内の空港で足止めを強いられていると発表。ベトナムメディア「VNエキスプレス」が今後の見通しを報じた。

「彼らはオランダに集まり、ベトナムに飛んだ。しかし、日本サッカー協会が手配したフライトは約12時間遅れる。そのため、このスター選手たちのグループは本日9日の午後10時ごろにノイバイ空港(ハノイ)に到着せざるをえなくなる」と代表チームへの合流が深夜になる見通しだ。

「したがって、彼らはチームメートとのトレーニングセッションを失い、試合の1日前にスタジアムでの(公式練習の)1時間しかない。9時間の飛行は、時差や天候の違いとともに、吉田など彼のチームメートの健康に影響を与える可能性がある」とコンディションに影響が出ると同メディアは指摘した。

アクシデントに巻き込まれているのは欧州組の主力のため、調整に狂いが出れば影響は甚大。森保ジャパンが試練のアウェー戦で窮地に追い込まれた。

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