神奈川県内で大雨、藤沢で107ミリ 茅ケ崎では床下浸水

 神奈川県内は9日、前線を伴った低気圧の影響で大雨となった。県のまとめでは、茅ケ崎市で住宅1棟が床下浸水し、横須賀、逗子の両市と葉山町には警戒レベル4相当の土砂災害警戒情報が発表された。

 三浦半島や湘南を中心に雨量がかさみ、鎌倉市の神戸川は一時、氾濫危険水位を超えた。横浜地方気象台によると、降り始めからの総雨量(午後5時現在)は藤沢市で107.5ミリを記録。三浦市で81.5ミリ、横浜市中区では81.0ミリの雨が降った。三浦市では1時間に39.5ミリの激しい雨を観測した。

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