熊田曜子が明かした地獄の夫婦生活 法廷に響いた「殺すぞ」DV音声…夫とは離婚へ

トラウマになった熊田(東スポWeb)

ついに出廷して、夫と〝対峙〟した。タレントの熊田曜子(39)が9日、自身を殴ったとして暴行罪に問われている夫で会社経営の被告(38)の第2回公判(深野英一裁判長)に、検察側証人として出廷。涙ながらに事件当日の様子を生々しく語った。

事件後、心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断されたという熊田と夫の間は2メートルほどの距離が保たれ、遮蔽(しゃへい)板の中から意見を述べた。暴行の真っ最中の録音データも公開され、パチンという音や夫の「殺すぞ! 本当に!」という暴言、言い争う声などが法廷内に響き渡った。

暴行を受けた後、熊田は「過呼吸のような状態で息ができなかった。その横で(夫は)罵声を浴びせ続けていた。このままだともっと殴られると思い、誰か助けてほしいと思った」などと震える声で明かした。

熊田は靴もはかず、部屋着で自宅を飛び出し、自ら110番通報。駆けつけた警察官と合流し、被害届を出すかどうかなどについて話したという。「警察の人に『ご自身で解決できますか?』と言われた。もう私1人ではムリだなと思った…」と明かした。

次回公判は17日。被告人質問が行われる予定だ。

「熊田は事件後、立ち上がれないほどのショックを受け、激しく落ち込んでいた。最近になってようやくちょっと元気になった。支えになったのは一緒に暮らしている3人の子供たち。子供たちがいるからこそ、元気を取り戻せたと言っても過言ではない」(芸能プロ関係者)

まだ判決は出ていないが、夫とは調停中で離婚は避けられない。この日の出廷が、熊田にとって区切りとなりそうだ。

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