コロナ、うるまで週20人 県「地域流行が再燃も」 別々の経路で続発

 沖縄県疫学統計・解析委員会は9日、11月1~7日の県内の新型コロナウイルスの感染状況をまとめた。全県で新規感染者の減少傾向が続く一方で、中部保健所管内は前週比9人増の28人と増加に転じた。中でもうるま市は同14人増の20人となり、集中している。同委員会は、クラスター(感染者集団)ではなく、別々の会食や職場、家庭で感染が散発しており「地域流行が再燃している可能性がある」と分析。大人数での会食を控えるなど、注意を呼び掛けた。

 1人の感染者が何人に感染させるかを示す実効再生産数は県全体で0.84。【関連ニュース】
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