日本サッカー協会は１０日、Ｗ杯アジア最終予選ベトナム戦（１１日）に臨む日本代表キャプテンのＤＦ吉田麻也（３３＝サンプドリア）ら１１人を乗せたチャーター機が９日夜にハノイに到着したと発表した。
日本代表に選出されたＧＫ川島永嗣、吉田、ＤＦ板倉滉、ＤＦ冨安健洋、ＭＦ原口元気、ＭＦ伊東純也、ＭＦ南野拓実、ＭＦ守田英正、ＭＦ鎌田大地、ＭＦ堂安律、ＦＷ古橋亨梧の欧州組１１人はオランダ発のチャーター機でベトナム入りする予定だったが、ロシアで給油トラブルに見舞われて足止め。約１２時間も遅れて現地に到着した。練習もできないまま、深夜に宿舎に入った。
すでにベトナム入りしているメンバー１７人は現地でトレーニングを実施している中、合流が遅れた１１人は長旅による疲労などコンディションへの影響が懸念される。しかも全メンバーが揃って練習ができるのは、試合前日の１０日のみ。戦術や連係などチーム調整もまともにできず、万全とはいえない状況に森保一監督も頭を痛めているのは間違いない。
