犬童一心監督、初ドキュメンタリー映画「名付けようのない踊り」クラウドファンディング開始!

「ジョゼと虎と魚たち」の映画監督犬童一心の最新作、 世界的ダンサー田中泯のドキュメンタリー「名付けようのない踊り」は全国劇場公開及びバリアフリー製作に向け、 クラウドファンディングをスタート。 プラットフォームは MotionGallery 、 11月8日より2022年1月11日まで実施、 目標金額は700万円。 「なぜ今、 彼に惹かれるのか」 ーー 今、 数々の著名人の注目を一身に集めるダンサー・俳優の田中泯。 この映画のサイトや宣伝物には、 役所広司・オダギリジョー・宮沢りえ・大泉洋・笑福亭鶴瓶・山田洋次 など著名人の言葉がずらりと並んでいる。 その皆を唸らせる圧倒的な存在感はどこから生まれてくるのか。その76年の人生を描いたドキュメンタリーが完成。 全国公開とバリアフリー上映に向けクラウドファンディングを開始。

2016年、 田中泯から「ポルトガルで踊るので、 ご夫婦で一緒に来られませんか?」という誘いを受けた犬童、 折角の機会なのでプロの劇映画カメラマン2人を同行して撮影。 帰国後15分程に編集してみると、 とても魅力的な、 そしてかつて見たことのないダンス映像となっており、 新鮮な長編映画になり得る可能性を感じたそうだ。しかし脚本もなく出来上がりが想像出来ない映画に、 資金を集める事は困難を極め、 自己資金を使い 、 田中泯の踊りを日本はもとより、 海外にまで同行しながら長期間に渡り撮影。 2年後、 撮り貯めた膨大な映像をもとに脚本を執筆。 インタビューやナレーションなど言葉に頼ったドキュメンタリーではなく、 「感覚を刺激する体験型ドキュメンタリー」 という難題に挑戦。 助成金も活用しながら完成した後、 公開を応援してくれるパートナーを探し製作委員会を組成、 東京での公開を決めた。 体験型の映像ゆえ劇場の存在が重要であり、 全国隅々、 さらには世界の劇場にまで映画を届けるためには更なる資金が必要。 そして この映画の感覚を多くの人と共有するため、 視覚・聴覚の障害者にもバリアフリー上映を実現させたい という強い思いがあるとのこと。 そのためにクラウドファンディングを実施する事となった。 クラウドファンディングのページでは 、 「制作ノート」と題し、 この映画の制作秘話をコレクター限定で更新。 その第一回目は誰もが見られる仕様となっており、 作品中重要な部分を担うアニメーションを担当した、 世界的アニメーターの山村浩二に注目した記事 。 バリアフリー音声ガイド制作過程 は、 誰もが見れる記事にて更新していく。 リターンには、 田中泯氏から提供された「場踊り」写真のポストカードやサイン入りの過去の公演ポスターを始め、 福島県浪江町で撮影協力を仰いだ松永窯で制作する 大堀相馬焼オリジナルマグカップ 、 目黒シネマでの先行試写会 、 田中泯の顔を描いた ポスターTシャツ 、 シネカリフィルムの複製品 、 さらには未公開シーンを収録したDVD を犬童監督監修のもと作成など、 この映画ゆかりのオリジナルな品々を用意。

▼クラウドファンディングページ https://motion-gallery.net/projects/unnameable_dance ▼「名付けようのない踊り」公式ホームページ https://happinet-phantom.com/unnameable-dance/

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