カタールW杯アジア最終予選ベトナム戦(11日、ハノイ)に臨む日本代表に初選出となったMF三笘薫(24=サンジロワーズ)がオンライン取材で意欲を語った。
東京五輪後、イングランド・プレミアリーグのブライトンと契約し、レンタルでベルギー1部のサンジロワーズでプレーする三笘は、待望の初招集について「初めて呼ばれることで、うれしい気持ちと、最終予選の厳しい戦いの中、責任感も感じている」と率直な胸中を語った。
日本代表はここまで最終予選2勝2敗でB組の4位と苦しんでおり、救世主として期待も高まっている。三笘は「どんなプレーでも日本の勝利に貢献できればいい。もちろん、出られるか、出られないか分からないが、チームの力になれたらいい」とし「自分が出るとしたら、ウイングの位置だと思う。仕掛けてペナルティーエリアに入ったり、スルーパスでアシストはやらないといけないことだと思っている」と力を込めた。
ベトナムは格下ではあるものの、アウェーでの対戦とあって油断できる相手ではない。守備的な布陣でカウンター狙いの戦いを仕掛けてくるとみられている。三笘は「相手は(ゴール前に)引くことが多いかもしれない。ワンツーで抜くことやミドルシュート、サイドからえぐっていけば、引いた相手でも関係ない」と語っていた。