【W杯アジア最終予選】遠藤航は変幻自在 布陣変更やアクシデントも「やらなきゃいけない」

遠藤航(東スポWeb)

カタールW杯アジア最終予選ベトナム戦(11日、ハノイ)に臨む日本代表MF遠藤航(28=シュツットガルト)が10日、オンラインで取材に応じ〝変化〟への対応に自信を示した。

森保ジャパンは最終予選で2勝2敗のB組4位と厳しい状況に立たされている。ベトナム戦に向けても4―3―3や4―2―3―1など、採用するフォーメーションで起用されるポジションも大きく変わってくる。遠藤自身も守備的なアンカーやボランチなど、違う役割が求められることになるが「どのシステムでもプレスのかけ方を理解してやれるかだと思う」と、自信を示した。

また、日本代表に選出された欧州組の11人はオランダ発のチャーター機でベトナム入りするはずだったが、経由地のロシアで給油トラブルから到着が約12時間も遅れた。遠藤自身は別便ながらも一部の欧州組とともにドイツから一度、日本へ帰国。そこからベトナム入りするなど、普段とは違う移動で負担を強いられた。

遠藤は「初めてのことで移動は大変だったが、アクシデントはあり得ることだし、与えられた状況でやる、やらなきゃいけないこととわかっているので。いつも通りに(チームメートと)話して準備しているし、しっかりとトレーニングした」と淡々と語っていた。

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