【陸上】パリ五輪のマラソン代表選考会も一発勝負 23年秋にMGCを実施へ

設楽悠太(左)、大迫傑らが参加した2019年のMGC(東スポWeb)

日本陸連は10日、理事会を開催し、2024年パリ五輪マラソン代表選考会について、東京五輪と同じくマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)を実施すると明らかにした。

東京五輪のマラソン代表選考は、指定大会でタイムや順位をクリアした選手が19年9月に行われたMGCに出場し、男子は中村匠吾(富士通)、服部勇馬(トヨタ自動車)、女子は前田穂南(天満屋)、鈴木亜由子(日本郵政グループ)の各上位2選手が代表権を獲得した。

日本陸連によると、具体的な開催日や場所は調整中だが、23年秋にMGCを開催するという。基本的には東京五輪と同じ形で選考を進める予定で、MGC進出をかけた指定競技大会(MGCチャレンジ)は、12月の福岡国際マラソンからスタート。MGC進出条件などの詳細は近日中に発表される。

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