遠隔操作でパソコンを修理すると偽り、新潟市中央区の男性から7万5,000円分の電子マネーをだまし取る詐欺事件が発生

新潟中央警察署

新潟中央警察署は10日、新潟市中央区在住の50歳代男性から、特殊詐欺(架空料金請求詐欺)の被害届を受理し、捜査中だと発表した。

被害者の男性が7日20時ころから同日22時30分ころまでの間に、自宅でパソコンを使用していたところ、画面上に「中国にハッキングされている」などのメッセージが表示された。男性が表示された電話番号に電話したところ、「遠隔操作をし、パソコンを修理する。遠隔操作代金とサポート代金を合わせてウエブマネーで支払ってくれ」などと言われたため、新潟市中央区内のコンビニエンスストアで電子マネーを購入して、番号を相手に伝えた。

その後、さらに「エラーが出たので、もう一度カードを購入してくれ」などと言われ、同区内の別のコンビニエンスストアで電子マネーを再度購入して番号を相手に伝えた。その後も電子マネーを要求されたことから、被害者の男性は不審に思い、警察に通報したことでだまされたことに気づいたという。

被害者の男性は、1回目に4万5,000円分、2回目に3万円分の電子マネーを購入し、合計7万5,000円分をだまし取られた。

同署によると、電話口には外国人と思われるたどたどしい日本語を話す人物が出たという。

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