被服支廠 活用策を議論へ 広島

被爆建物の旧陸軍被服支廠について今後の活用方法を話し合う初めての会が開かれました。

懇談会では広島県が耐震化の方針を決めた3棟の活用策について、平和学や建築などの専門家が議論しました。

光井渉委員「やっちゃいけない活用もあると思う。それを常に肝に銘じながら皆さんの話を聞いていきたい」

今後、高校生以上の県民約50人による意見交換会や関係者へのヒアリング、大規模なシンポジウムも行う予定です。

岡田昌彰会長「若い方を巻き込むというのは1つのテーマとしてあったが、年配の方も含めていろんなジェネレーション(世代)の方の意見を引き出していきたい」

懇談会は2023年3月中旬までに案をまとめ、最終的に国・広島県・広島市による研究会で検討するということです。

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