【朗報】阿佐海岸鉄道 今年のクリスマス(12月25日)にDMV運行開始!!

阿佐海岸鉄道からのちょっと気が早いクリスマスプレゼント

今日の15時半ごろ、四国地方の徳島県と高知県にまたがる第三セクター鉄道の阿佐海岸鉄道は、かねてより性能試験を繰り返していたDMV(デュアル・モード・ビークル)の世界初の営業運転を今年の12月25日より開始すると発表しました。DMVとは、線路と道路の両方を走ることが出来る自動車改造車両の事で、JR北海道で開発が進められていたものを同鉄道が本格導入を視野に譲り受けて走行試験を行っていました。

本来は今年に延期された東京オリンピックに合わせて7月の運行開始を予定していましたが、6月の技術評価検討会の際に車輪のアームの強度に問題が見つかった関係で運行延期を余儀なくされました。その後、今年の四日に改めて技術評価検討会を行い、安全性に問題が見られなかったことから晴れて営業への弾みをつけ、今日の発表に至ります。

ネット事前予約は同月二日正午から開始

なお、開業日となる12月25日は年末年始の繁忙期シーズンであるため混雑が予想され、乗車定員が少ないDMV車両では積み残しも発生する恐れがあることから、同鉄道はDMV開業後しばらくの間一部を除く乗車予約制とするとも発表しており、ネット予約は12月の2日の正午から開始されます。また、営業開始までの二週間は地元住民向けの試乗会を開くとしています。

【著者】ミシンロボ

日本全国の鉄道を「日帰り」で旅するライター。 日本全国の鉄道路線を完乗済みです。色々な鉄道の情報を独自の視点から発信します。

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