朝鮮のギネス級マスゲーム、創作担うプロフェッショナルたち 創立50周年、金正日総書記の指導下で「アリラン」公演

朝鮮を訪れる外国人観光客に人気のイベントの一つがマスゲーム。数万人の一糸乱れぬ動きは圧巻だ。

国内では、これに関わるプロ集団、マスゲーム創作団が活動している。このほど創立50周年を迎えた。

 朝鮮では「1930年代、抗日革命闘争の時期に朝鮮式マスゲームの始原を開かれた」とされている。金正恩総書記の祖父で建国の父である金日成主席が抗日パルチザンを率いていた時代だ。

 金日成主席によって1971年11月10日、マスゲームの専門的な創作集団が創立された。これがマスゲームの大衆化を促進する契機となった。

朝鮮のマスゲーム(C)朝鮮新報

 その後、金正日総書記が「マスゲームは朝鮮労働党が掲げた路線と政策、その闘争の歴史と業績を大叙事詩的スペクタクルで形象化する一つの芸術作品」であり、「体操隊とバックグラウンド、音楽はマスゲームの3大構成要素である」という独創的な思想を示した。

 そして金正日総書記の指導の下、「世界最大」とギネスブックにも登録された大マスゲーム・芸術公演「アリラン」のような作品が創作された。

マスゲーム創作団創立50周年記念報告会が行われた。(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

 平壌では11月9日にマスゲーム創作団創立50周年記念報告会が行われ、朝鮮労働党中央委員会の祝賀文が伝達された。

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