美大生の創作テーマは「現場」で 住宅建設の様子を描いたスケッチが好評

朝鮮の美大生は常日頃から作品のテーマを「現場」で探す。それは党や国家の政策が実行されている場所だ。

平壌美術大学では、大学創立日(1947年9月10日)に際し、2年に一回展覧会を開催している。今年も創立74周年記念美術展覧会が行われた。

今回の展覧会には、金正恩総書記が指導した産業デザインやポスター、そして朝鮮画や油絵など530点余りが出品された。

展覧会に出品された作品(C)朝鮮新報
壌市1万世帯住宅の建設現場で働く人々をスケッチした作品(C)朝鮮新報

来場者の目を引いたのは、現在進行中の平壌市1万世帯住宅の建設現場で働く人々をスケッチした作品。学生が現地に赴き描いたという。

会場を訪れた一般市民からも「描かれた人物が生き生きとしている」と評価を受けた。

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