シーアが苦しみを乗り越えた実体験を映画化 初監督作「ライフ・ウィズ・ミュージック」公開決定

オーストラリアのシンガーソングライターであるシーア(Sia)の初監督作品で、第78回ゴールデングローブ賞の最優秀作品賞(コメディ/ミュージカル)にノミネートをされた映画「ライフ・ウィズ・ミュージック」が、2022年2月より劇場公開されることが決まった。

シーアが監督に加えて原案・脚本・製作も手掛けた「ライフ・ウィズ・ミュージック」のベースとなるのは、自身の実体験。かつて薬物やアルコール依存症に陥り、自殺を試みるほど絶望した彼女を救ったのは、愛すべき友人と音楽だった。多くの苦しみを乗り越えてきた彼女の半生を主人公ズーに託し、愛することを学び、居場所や明日への希望を見いだしていくドラマを描く。本作のためにシーアは12曲を描き下ろし。力強いメッセージを込めた楽曲は、色とりどりの幻想的なシーンで奏でられる。

主人公のズーを演じるのは、ケイト・ハドソン。周囲の人々との関わりの中で愛を知っていく、孤独な女性を熱演し、第78回ゴールデングローブ賞コメディ/ミュージカル部門で最優秀主演女優賞にノミネートされた。イマジネーション豊かな自閉症の妹・ミュージックを、シーアの楽曲「シャンデリア」のMVでダンスパフォーマンスを披露して話題を呼んだマディ・ジーグラーが演じる。隣人・エボ役は、大ヒットブロードウェイミュージカル「ハミルトン」でトニー賞最優秀ミュージカル俳優賞に輝いたレスリー・オドム・Jrが務める。

【作品情報】
ライフ・ウィズ・ミュージック
2022年2月TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開
配給:フラッグ
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