イングランド・プレミアリーグのアストン・ヴィラは、「スティーヴン・ジェラード氏を指揮官に招聘した」と公式発表した。
夏にジャック・グリリッシュをマンチェスター・シティに放出したアストン・ヴィラ。序盤こそ成績を残していたものの、このところ調子が急降下していた。
9月末にはマンチェスター・ユナイテッドに1-0と勝利したものの、その後の5試合は全敗。その結果を受けてクラブはディーン・スミス前監督を解任していた。
その後、クラブはグラスゴー・レンジャースを率いているスティーヴン・ジェラード氏を後任の候補として交渉を行い、今回それに成功したことが発表された。
スティーヴン・ジェラード
「アストン・ヴィラはイングランドで豊かな歴史と伝統を持つクラブ。その新しい監督になれることを非常に誇りに思っている。
理事会との会話の中で、彼らが持っているプロジェクトがどれだけ野心的なものであるのか、明らかに感じることができた。その目的を達成するための助けになることを楽しみにしている。
このような象徴的なクラブを運営する機会を与えてくれたグラスゴー・レンジャースには心から感謝を示したい」
細かい条件については発表されていないが、メディアでは契約期間が2年半、コーチングスタッフのギャリー・マカリスター、マイケル・ビール、トム・カルショーらもともにアストン・ヴィラへと移る可能性が高いという。
一方、グラスゴー・レンジャースは彼の後任としてジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト氏を招聘する可能性があるとのこと。