腸の働きがかわる!毎日の日課にしたい「肩甲骨ケア」3つ

おはようございます。脳腸セラピストの桜華純子です。

寒くなるとつい背中が丸まってしまい、姿勢が悪くなったり、肩甲骨がコリコリになりますよね。今回は『肩甲骨をほぐして腸の働きをアップ』するための、簡単ケアをお伝えします。

腸の働きともつながりが!「肩甲骨ケア」を日課にしよう

肩甲骨と腸の関係って?

これまで1万人以上の方々のご相談にお応えしてきた中で、心身に不調を抱えているほとんどの方にはある共通点がありました。

それは『硬くなった肩甲骨』です。

不調を抱えている方の多くは、背中がとても硬く、肩甲骨もカチコチでした。そのような状態では、健康を目指してもなかなか変化がで出づらく、せっかくの努力が結果に現れるまで時間がかかってしまいます。

しかし、『硬くなった背中や肩甲骨』をしっかりケアをすることで、どんどん体調が良くなったり、便秘や不眠などが改善していくようになります。

肩甲骨をケアすることは、自律神経のバランスを整えることにも繋がりますので、その結果、腸内環境にも良い影響を与えてくれるのです。

【1】「肘パンチ」で肩甲骨をゆるゆるに!

まず最初におすすめしたいのが、パンチをする動きで肩甲骨をゆるゆるにするエクササイズです。

通常のパンチは拳を前に突き出しますが、肩甲骨によいのは「肘パンチ」。腕を曲げて行い、肘を突き出す動きです。

1) まず、右肘で前方に向かってパンチをした後、左肘でパンチをします。

2) 次は両サイドに肘を上げる動きです。右肘でパンチをした後、左肘でパンチをします。

3) 今度は、上方向に向かって右肘パンチ、左パンチ。

4) 最後は、後方に向けて右肘パンチ、左肘パンチ、でフィニッシュ!

この流れを1セットとして、『前まえ、横よこ、上うえ、後ろうしろ♪』というリズミカルな流れで、10セット行ってください。

背中に温かいものを背負っているようにポカポカになりますので、寒い季節に縮こまりがちな背中のケアとしてもおすすめです。ぜひ毎日数回。気づいた時に行ってみてください。

【2】肩甲骨をほぐす「肺・大腸」の経絡ヨガ

(※写真はイメージです)

肺・大腸のヨガのポーズは深呼吸とともに、肩甲骨をしっかりほぐすポーズになります。体内の氣のめぐりを良くすることで、免疫力を上げる作用もありますよ。

1) 足を肩幅に開き、両手を後ろで組んで息を吸います。

※肩の力は抜いてリラックスしてください

2) ゆっくりと息を吐きながら10秒かけて上半身を前に倒し、両腕を真上に伸ばします。

※左右の肩甲骨を寄せるように行います

3) 息を吸いながら5秒かけて上半身を起こします。

以上を3回繰り返してください。血圧が高い方は頭の位置が下がりすぎないように注意して行ってくださいね。

【3】青空を見上げて肩甲骨ケア!

頭の重さは約5kgですが、スマホやPCなどをしていて首が45度ほど傾いてしまうと、首にはなんと22kgほどの負担がかかってしまいます。

空を見上げる動作により重い頭が上がり、背中の負担が軽くなって張りが和らぎます。

下を向いて歩いてばかりいると、身体中の筋肉に負担をかけることになりますが、それだけでなく顔の筋肉もたるみ老け顔になってしまうという、なんとも悲しいことが起こってしまいます。

その他、色が心に与える影響も利用できるのが、空を見上げるケアになります。

空の青は、わたしたちの心に癒しや安心を与えてくれる特徴をもっています。空を真上げてゆったりと深呼吸をして、リラックスやリフレッシュすることをぜひ心掛けてくださいね。

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今回お伝えしたケアは、すべて自律神経にも作用して腸内環境の改善にも繋がります。取り入れやすいものから、早速始めてみてくださいね。

次回は『幸運体質になるためのおすすめケア』についてお伝えします。どうぞお楽しみに!

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