フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯初日(12日、東京・代々木第1体育館)、アイスダンスで北京五輪出場を目指す村元哉中(28)、高橋大輔(35=ともに関大KFSC)の〝かなだいカップル〟が午前中の公式練習に登場。赤と深緑の衣装に身を包み、最終調整を行った。
ヒップホップと和を融合した「ソーラン節&琴」のリズムに合わせ、息の合ったツイズルやステップなどを披露。曲かけ後には、高橋が「緊張感がある」と話すリフトの動きを確認した。
この特徴的な音楽は、村元いわく「日本代表だからこそできる和のプログラムができたら面白いじゃないかという発想から始まった」。世界を見据えた上で、他の組にはない唯一無二のプログラムを作り上げた。
11日の取材では、村元が「ユニークなプログラムになったかなと思っています」と話せば、高橋も「すごくユニークなプログラムに仕上がったので、これで自信を持って皆さんの前で表現できたらいいなと思っています」とコメント。ともに手応えを口にしていた。
リズムダンスは午後14時25分にスタート。1番滑走の〝かなだいカップル〟の演技は午後14時32分から始まる予定となっている。