【フィギュア】宇野が好調ぶりをアピール 4種の4回転を確認

順調な仕上がりの宇野(東スポWeb)

フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯初日(12日、東京・代々木第1体育館)、午前中の公式練習が行われ、2018年平昌五輪銀メダルの宇野昌磨(23=トヨタ自動車)が順調な仕上がりぶりを披露した。

ショートプログラム(SP)「オーボエ協奏曲」の曲かけで、4回転フリップを耐えながら着氷すると、4回転―3回転の連続トーループ、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)も成功。その後も次々とジャンプを決め、練習を見守る観客からは万雷の拍手が送られた。

11日の会見では「人格が変わったわけじゃないですが」と前置きしながらも「すべてが向上していて、技術的にも精神的にもスケートにうまく向き合うことができています」と納得の表情を浮かべていた。

男子SPは午後7時4分スタート。10番滑走の宇野の演技は、午後8時19分から始まる予定となっている。

© 株式会社東京スポーツ新聞社