フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯初日(12日、東京・代々木第1体育館)、午前中の公式練習で昨年覇者の坂本花織(21=シスメックス)が入念に最終確認を行った。
ショートプログラム(SP)「グラディエーター」の曲かけで、ダブルアクセル(2回転半ジャンプ)、3回転ルッツ、フリップ―トーループの連続3回転とすべてのジャンプを着氷。万全な形でイメージトレーニングを終えた。
GPシリーズ初戦のスケートアメリカでは4位に終わった坂本。12月のGPファイナル出場には、今大会で上位進出が求められるだけに「ショートとフリーを揃えて、アメリカ(4位)の自分に勝てるように」と気合は十分だ。
女子SPは午後4時13分スタート。最終10番滑走の坂本の演技は、午後17時27分から始まる予定となっている。