小椋藍が最終戦を欠場。前戦の転倒で左足を骨折/MotoGP第18戦バレンシアGP

 11月11日、ロードレース世界選手権のMoto2クラスに参戦しているイデミツ・ホンダ・チーム・アジアは、小椋藍がMotoGP第18戦バレンシアGPを欠場すると発表した。

 小椋は、11月7日にポルトガルのアウトドローモ・インターナショナル・アルガルベで開催された第17戦アルガルベGPの決勝で転倒を喫してリタイアに終わった。

 その後、検査を受けると左足の小指付近が骨折していることが判明。医師からのアドバイスもあり、バレンシアGPを欠場する判断を下した。

2021Moto2:小椋藍(イデミツ・ホンダ・チーム・アジア)

■小椋藍
「Moto2デビューシーズンの最終戦を欠場しなくてはならないことに、とてもがっかりしています。先週のポルティマオのレースで転倒した後、医師の検査を受け、左足に軽度の骨折があることが判りました」

「医師達は慎重になり、手術につながる可能性のあるリスクを避けるようにアドバイスをくれました。残念ですが、今は来シーズンに向けて、完璧なコンディションに戻すための時だと理解し、今回は欠場を決めました。この1年、私を支えてくれたチームのスタッフ、また応援してくれた皆さんに感謝します」

■青山博一(チーム監督)
「2021年シーズン、最後のレースとなるバレンシアにやってきました。ここに至る、長い時間、厳しいシーズンを献身的に働いてくれた全てのチームスタッフに感謝します」

「残念ながら、小椋選手は、先週のポルティマオのレースで転倒したことによる負傷で、今大会を欠場することになりました。速やかに回復することを願っています」

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