スティーブン・ジェラードはレンジャーズを退任し、３年半契約でアストン・ビラの新監督に就任した。
ビラは先日、プレミアリーグ５連敗の結果を受けディーン・スミス監督を解任。新指揮官にジェラードを招聘し、アシスタントのガリー・マカリスター氏と合わせて325万〜400万ポンド（約4億9600万〜6億1000万円）の契約解除金を支払った。41歳ジェラードは2018年6月からレンジェーズで指揮を取り、昨シーズンは９連覇王者セルティックを打ち破りスコティッシュ・プレミアシップ優勝を達成。今シーズンもリーグ首位に位置する中、現役時代に慣れ親しんだプレミア帰還を決断した。ジェラードは会見で、就任の喜びを語っている。
「ビラはイングランドサッカー界で豊かな歴史と伝統を持つクラブであり、その新監督になれて誇りに思う。クラブ役員との会話の中で、彼らがいかに野心的な計画を持っているか明確に理解した。このような機会を与えてくれたレンジャーズにみんなには感謝している。記録的な55回目のリーグタイトル獲得に貢献できたのは、私の心の中で常に特別な位置を占めている。クラブの今後の活躍を祈っているよ」。
