娘2人と太刀魚釣り

 フカセ釣りを中心に、ルアー釣りや船釣りなど季節の釣りを楽しんでいる伊波裕貴さん。この時期は泡瀬漁港で太刀魚釣りをする機会が多い。文化の日の11月3日は娘2人も誘ってのファミリーで太刀魚釣りを楽しんだ。娘2人は太刀魚釣りは初めて。ルアーを投げる練習をするために、午後1時半からポイントに入った。裕貴さんの指導下、1時間ほど投げる練習をしたら、狙ったポイントに投げられるようになった。

 その頃から対岸でポツポツと太刀魚が釣れ始めるようになり、裕貴さんの所属する釣りクラブ「Team Reriva」のメンバーも釣りにやって来た。彼らによると泡瀬漁港の太刀魚は昼すぎからポツポツ釣れだし、日没直前に入れ食いすることが多いという。

 午後4時17分、最初に釣ったのは長女の萌々花さん。ルアーが着水してから少し待ってからルアーを巻き始めると、ガツンとしたアタリがあり60センチほどの太刀魚が釣れた。しばらくして釣ったのがキビナゴテンヤ仕掛けで釣りをしていた次女の穂乃花さん。仕掛けが着水して10数えてから、小魚が逃げる様子をイメージしてリールを巻いてとのアドバイス通りにしたら釣ることができた。辺りが暗くなり始めると、入れ食い状態になった。後から参加したメンバー3人の釣果も加えて、お土産には十分過ぎる太刀魚が釣れた。

(おきなわ釣り王国社・仲栄真修)

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