【伊藤園レディス】賞金女王争いの〝直接対決〟は2アンダー3位発進の稲見萌寧に軍配!

稲見萌寧(東スポWeb)

国内女子ツアー「伊藤園レディス」初日(12日、千葉・グレートアイランドC=パー72)、賞金ランキング1位の稲見萌寧(22=都築電気)が2アンダーの3位と好スタートを切り、同ランク2位でイーブンパーの11位発進となった古江彩佳(21=富士通)にスコアで上回つた。

賞金ランク1位と2位が初日同組となり、〝直接対決〟として注目された中、腰痛を抱えながらも稲見がトップの貫禄を見せた。7番パー3でダボをたたくなど、前半は2オーバーとしたが、後半に入ると〝スイッチ〟が入ったのか、10番からの3連続バーディーなどで巻き返して好位置につけた。ただ腰の状態と向き合いながらのプレーとなるだけに「普通に振れてない状態で、けっこう風が強くて大丈夫かなという心配はしていたんですけど、思ったよりも痛み止めが効いて、もってくれたのでよかった」と振り返った。

またスコアでは稲見に及ばなかったものの、古江も初日としては「悪くはないスタートかなと思います」。2日目は同組とならなかったが、前週のように最終日に最終組で再び顔を合わせることはあるのだろうか。

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