【富士通レディース】稲見萌寧は首位と4打差 優勝圏内も「全然考えていない」

稲見萌寧(東スポWeb)

国内女子ゴルフ「富士通レディース」2日目(16日、千葉・東急セブンハンドレッドC=パー72)、69をマークした首位スタートの勝みなみ(明治安田生命)と67で回ったホステスプロの古江彩佳(富士通)がともに通算12アンダーで首位に並んだ。渋野日向子(サントリー)は11アンダーで3位、賞金ランキングトップを走る稲見萌寧(都築電気)は9アンダーの4位につけた。

今季8勝をマークしている勝ち頭が安定感を見せた。前半は3、7番でバーディーを奪うと、後半も16、18番でバーディー。4バーディー、ノーボギーでまとめ「ノーボーギーで良かったが、3~4メートルのバーディーパットのラインを読み切れず外したのが何個かあった。まあそれはしょうがないですけど…、パー3でバンカーから2回パーセーブできたのは一番良かったと思う」と振り返った。

この日は原英莉花(日本通運)、渋野と同組でラウンド。「3人で楽しく回れたのが一番良かった」と声を弾ませた稲見は、首位と3打差で最終日を迎える。「(優勝は)全然考えていない。優勝を意識するのは、最後の5ホールぐらいで、いいところにいたら意識したい」とした上で「明日の天気が良くないらしいが、耐えて耐えて少しでも上位にいけるように頑張りたい」と意気込んだ。

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