北越コーポレーション株式会社(東京都)が2022年第2四半期決算(連結)を発表、洋紙や白板紙などの販売数量が増加し増収増益

北越コーポレーション新潟工場

登記上の本店が新潟県長岡市にある北越コーポレーション株式会社(東京都)は12日、2022年第2四半期決算(期間4月1日から9月30日、連結)を発表した。

売上高は1,263億9,000万円(対前年同期比22.3%増)、営業利益は108億100万円(前年同期は△32億5,300万円)、経常利益は148億5,000万円(前年同期は△6億7,800万円)、親会社株主に帰属する純利益は161億1,900万円(対前年同期比766.8%増)だった。

新型コロナウイルス感染症の影響により前年は業界全体で需要が大きく落ち込んだが、この第2四半期連結累計期間は持ち直しの動きがでてきており、とくに洋紙、白板紙で販売数量が増加した。この結果、増収増益となった。

一方、通期の連結業績予想について、海外におけるパルプ販売が堅調に推移していることなどを踏まえた結果、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する純利益は前回予想を上回る見込みとなったことから修正。

売上高を2,550億円から2,600億円に、営業利益を150億円から180億円に、経常利益を200億円から250億円に、親会社株主に帰属する純利益を170億円から210億円にそれぞれ修正した。

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