スペイン1部の名門レアル・マドリードが新事業「Rマドリード・ネクスト」を開始すると発表した。
同クラブ専門メディア「デフェンサセントラル」は「フロレンティーノ・ペレス会長はプロジェクトに投資する。スポーツ関連の新興企業を支援するよう努める」と報じた。
詳細について同メディアは「起業を促進し、イノベーション分野で広く役立つプログラムとなっている。マドリード側は、将来新しいパートナーになることを期待している。最大で30の新興企業の開発に資金を提供することになり、今回の発表ではプロジェクトの数としては300を超える」と大規模な投資事業となりそう。順調に成長した企業には、将来的にクラブのスポンサーとなってもらい、投資資金を〝回収〟しようというわけだ。
「それを始めるために、マドリードはファンディングボックスと提携した。このようにして、彼らはスポーツに関連する新興企業を促進させる」と指摘。まずはスポーツ関連の企業を対象としているが、様々な業界の企業に広げていく方針だ。
ヤリ手のペレス会長が新型コロナ禍で仕掛けた肝いりの新事業。その成否に注目が集まる。