日本代表DF冨安健洋(23=アーセナル)が、所属するイングランド・プレミアリーグのアーセナルで体感する世界的名門特有のプレッシャーについて明かした。
13日にオンラインで取材に応じた冨安は、世界最高峰の舞台であるプレミアリーグ、しかも名門のアーセナルでレギュラーとしてプレーする重圧について語った。
「毎試合プレッシャーがある中でプレーさせてもらっている。ワンプレーに対するリアクションがプレミアリーグのサポーターは分かりやすい。良いプレーをしたら沸くし、後ろ向き、ネガティブなプレーをすると良くない反応が起きる。ワンプレー、ワンプレーにこだわる必要があるので、厳しい環境でやれているのはいい」と名門でしか味わえない独特の空気感を表現した。
そして「対戦相手のレベルもあるし、毎試合世界的に有名な選手と対峙するわけだし、スタジアムの雰囲気や注目度はやっぱりプレミアリーグでやっているときのほうが感じる。どの選手にとっても所属チームあっての代表なので、アーセナルでやっていること(が代表でも)出ると思う。厳しい環境でやれていることはとてもプラスに働いている」と名門での成長を実感している。
そうした経験を踏まえて「アーセナルで学んでいる部分を日本代表に還元できることもある」と積極的に森保ジャパンにもプラスになるよう働きかける構えだ。
名門で世界屈指の選手に成長しつつある冨安。日本代表にとっても頼もしい存在だ。