今季一軍出場ゼロの中日・石川昂が175万円ダウンの1100万円でサイン「ずっと一軍にいられるよう頑張りたい」

1100万円でサインした石川昂弥(東スポWeb)

中日・石川昂弥内野手(20)が14日、ナゴヤ球場で契約更改交渉に臨み、175万円ダウンの年俸1100万円でサインした。

石川昂は6月25日の二軍・阪神戦で左手首に死球を受け「左尺骨骨折」で戦線離脱。今季は一軍での試合出場「0」に終わっただけに「今年はケガが多くてまともに試合に出られなかったので悔しかったです」と唇を噛んだ。

秋季キャンプでは中村打撃コーチから直接指導を受けているが、その中で打撃面での意識も変わってきた。「感覚なんですけど今まではボールを乗っけて打とうと思っていたんですけど今はどちらかというと上から潰すという感覚でやっているので全然違います。今はできたりできなかったりという状態なのでそれが無意識のうちにできるくらいまで身につけたいなと思います」という。「ドライブみたいな質の悪い打球が教えてもらったスイングができれば少ない」と“ノリ流打撃フォーム”に確かな手応えを感じている。

「(オフも)秋のキャンプで中村コーチに教えてもらったことを継続して続けたい。3年目なのでとにかくケガしないで、ずっと一軍にいられるように、試合に出続けられるように頑張りたいと思います」と石川昂は来季の飛躍を誓った。(金額は推定)

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