【新日本】「1・4東京ドームの鷹木VSオカダ」勝者にウィル・オスプレイが1・5で挑戦を表明

4代目IWGPヘビー級ベルトを持ち歩くオカダ(東スポWeb)

新日本プロレス13日(日本時間14日)の「Battle In the Valley」(米国・カリフォルニア州サンノゼ)で、G1クライマックス覇者のオカダ・カズチカ(34)と自称IWGP世界ヘビー級王者のウィル・オスプレイ(28)の遺恨が勃発した。

G1覇者に与えられる挑戦権利証代わりに封印されていた4代目IWGPヘビー級ベルトを持ち歩くオカダは、来年1月4日東京ドーム大会でIWGP世界ヘビー級王者・鷹木信悟に挑戦することが決定済み。この日の大会で元WWEのバディ・マーフィーことバディ・マシューズ(33)とシングルマッチで対戦した。一進一退の攻防からマーフィーズ・ロウを回避すると、開脚式ツームストーンパイルドライバーで攻勢に。必殺のレインメーカーで3カウントを奪ってみせた。

試合後のリング上には米国で自作ベルトを持ち歩く前IWGP世界王者のオスプレイが登場。「お前が優勝できたのは俺が日本のリングにいなかったからだ。分かるよな? つまりお前は〝リアル〟IWGP世界ヘビー級王者の俺に挑戦する立場だ。このベルトに挑戦させてやろうじゃないか」と挑発を受けたオカダは「ウィル、俺は挑戦しないよ。挑戦するのはお前のほうだ」とキッパリ言い放った。

会場からオカダコールが起きるなか、オスプレイは「お前が何を企んでいるのか俺はお見通しだ。死んだ4代目のIWGPヘビー級ベルトを復活させてファンから支持を得てヒーローを気取りたいんだろう。リアルなのは俺が巻いているIWGP世界のベルトだけだ。お前は1・4でフェイクの王者の鷹木に挑戦すればいい。そして勝ったほうが翌日の1・5で俺と戦う。真のIWGP世界ヘビー級王者はただ一人、このウィル・オスプレイだ!」となおも挑発を繰り返す。オカダは「オーケイ! 東京ドームで俺がカネの雨を降らせてやるよ」と応じ、1・5東京ドーム大会の勝者がオスプレイと対戦する可能性が高まった。

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