日本代表の主将と務めるDF吉田麻也(33=サンプドリア)が、センターバックのレジェンド超えへ意欲をみなぎらせた。
吉田は日本代表として通算112試合に出場。センターバックとしては中澤佑二氏の110試合を上回り、井原正巳氏の122試合も視野に入ってきた。
14日にオンラインで取材に応じた吉田は「ちょうどキャップ数(試合数)の話を選手間でしていて、中澤さんを超えたと昨日知った。100試合を超えたときに次は中沢さん、その次に井原さんを超えたいと思っていた」と選手間でも話題になっている様子。
「中澤さんは16得点取っている。僕は11点。この得点追いつけるかなと思っていたけどなかなか追いつけない。中澤さんとお話させていただく機会があって、今でも見えない影を追っていますと話した」と現在は中澤氏のゴール数を目標にしていることを明かした。
また「歳も歳だし、どうしても1試合悪いと年齢のせいにされる。最近のメディアを見ても、DF長友選手、FW大迫選手も同じ気持ちだなと思うけど、僕らはやっぱりそれに対して見返してやりたという気持ちが強い。次もそういう気持ちで挑みたい」とベテラン勢への批判を受け止めたうえで、反骨精神で活躍を誓った。
円熟味を増している吉田がカタールW杯アジア最終予選の大一番となる16日のオマーン戦で真価を発揮する。